
四国八十八ヶ所霊場 最後の札所は結願所と呼ばれる「大窪寺」です。
とは言っても
私たちは順不同に巡拝しているので、まだまだ先は長いのですが。
どこの札所でも門には必ずと言っていいほど
左右に仁王像(金剛力士像)が寺院を諸悪から守る門番として
にらみを効かせています。

向かって右に阿形(あぎょう)像

向かって左に吽形(うんぎょう)像が一対で安置されていますが
左右の位置は必ずしも同じではないそうです。
「阿吽の呼吸」はここからきてるんですね。
迫力のある門と仁王像でした。

本堂と

境内

同行二人(どうぎょうににん)の精神が
境内の石碑に刻まれていました。
徳島県を発心の地、高知県を修行の地、愛媛県を菩提の地、香川県を涅槃(ねはん)の地として、四国を一周する遍路巡拝は、一人で巡拝するのであっても、お大師さまと共に心身をみがき、いつもお大師さまと共にあるという「同行二人」の精神が培われました。今回は香川県を巡拝して、ちょっとだけ鳴門市に寄り道しましたが
そのありさまは「あなうれし、行くも帰るもとどまるも、我は大師と二人連れなり」と詠われています。
明日からは本格的に徳島県を巡拝して来ます。
どうかお天気に恵まれますように。